Big Sur

 I氏のつぼとやらを使って、iPODからPCに曲を移そうと1日中頑張ってなんとか全部終わったと思ったら、ちょっとした勘違いで移した曲を全部消してしまった馬鹿です、こんばんは。


 で、部長から購入したiPODにまだまだ聴いてない曲がたくさんあるんですね。今回その中で聴いてみて良かったのがロンドン出身の4人組ギターロックバンド、Big Surの1stアルバム『Big Sur』。


 以前に紹介したFARRAHみたいなキャッチーさや突き抜けたような明るさは無く、地味なくらいに控えめなバンドサウンドに、全くかざりっけの無いボーカル。そこに珠玉のメロディー。それらが一体となって私の涙腺を刺激しまくりです。ポストパンクやボアダムスなどのノイズアバンギャルド系(勝手に命名しました)のバンドが、それぞれの音を化学反応的に融合して体の内部まで襲いかかってくるのとは違って、それぞれの音が優しく全身を包んでくれるような、そんな感覚ですかね。
 

 Big Surにイギリスの良心を垣間見ました(偉そうですみません・・・)。秋から冬にかけて聴きたいアルバムです。