ザゼンボーイズⅢ


ザゼンボーイズⅢ。
過去2作とはちょっと違う。
もちろんツェッペリン的な部分はより研ぎ澄まされて、そこにさらに向井さんが求めるものがより強くなったのかな。後期マイルス・デイビスのようなあの空気感。かなりジャズに寄った感じ。
ひたすら混沌といろんな空気がいっしょくたになって襲ってくる。
今にも全てが崩壊しそうなのに、ギリギリのところでなんとか形を保ってる。
そのヒリヒリ感がより鋭く襲い掛かってくる。
流して聴くことはできない。気付いたらその世界に引きずり込まれてる。
怖い。そして超カッコイイ。松下さんも最高。


より聴きにくくなった気がするけど、ザゼンにはこのまま突き進んでいって欲しいですね。