レイハラカミ

 レイ・ハラカミ 4年ぶりの新作|HMV&BOOKS onlineニュースRed Curb

 4thアルバム『Lust』

『Red Curb Remixes』をはさみ、『Red Curb』から4年ぶりとなる『Lust』。まずそのリード曲ともいえる“Owari No Kisetsu”は細野晴臣のカバーであり、ハラカミ自身が初めてヴォーカルをとった楽曲として注目される。

そのサウンドはハラカミ独自のものであり、より彼の素が出た作品に仕上がっている。9.11以降音を鳴らすことに意識的になっていた様子のある彼。おそらく今作では彼自身の内面とそこから見えた世界の様が音になって表され、描かれているに違いない。

 『彼自身の内面とそこから見えた世界の様が音になって』ってとこは、今までのハラカミさんの作品もそんな感じかなと自分では思うのですが、『9.11以降〜』ってとこが気になりますね。選ぶ音やその配置、曲の構成が今まで以上に直接的にメッセージとなって放出されるってことなんでしょうか。
 期待してます。

 
 以前某イベントで始めてハラカミさんを知って、そのままライブを見たんですね。でもどう楽しんだらいいのか分からず、『普通のおっさんやなぁ』ということばかり考えながらその場でひたすら呆然と立ち尽くしてたという思い出があるので、今度行く時までにもっと大人な楽しみ方を覚えないかんな、と思う今日この頃。