汁婆さん
- アーティスト: Silver Sun
- 出版社/メーカー: Invisible Hands
- 発売日: 2006/11/27
- メディア: CD
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前作から7年ぶりとなるSILVER SUNの3rdアルバム。SILVER SUNについては、昨年上司の影響で知ってほとんどのアルバムやシングルは聴いてたんですね。
青くて、疾走感があって、ほどよくヒネクレてて、たまに哀愁が漂ってて。そんなイメージ。それが7年経ってどうなってるかと思ったら、そのまんまじゃないですか。ジャケのアートワークも初期に手がけてた人みたいだし。もし今初めて全アルバム一緒に聴かされても、こんなに期間が空いてるなんて想像できないでしょう。
10曲で30分(自分が購入した日本盤は2曲多い)。疾走感溢れる1曲目から始まり、ついつい踊りだしたくなるくらいポップだったり、甘く甘く切なかったり。100%SILVER SUNです。
世の中には、プライマルスクリームみたいにアルバムごとに音楽性が変化するバンドってありますよね。本人達も同じものなんて作りたくなかったり、リスナーもそれを望んでたり。変化が絶対に必要なバンド。それって凄いことだし、自分も比較的そのようなバンドが好きなんですね。
でもそのようなバンドがある中で、SILVER SUNのようにずっと変わらず、普遍の絶対的に素敵な音を鳴らしてくれるようなバンドの存在って本当に大切だな、と。次々と音楽性を変化させるのって本当に凄いことだと思うけど、これだけ時代や音楽が変化している中で、ずっと同じようなスタンスで曲を作り続けることのほうがもしかしたらもっと驚くべきことじゃないかな、と思うんですね。
SILVER SUNにはこれからもこのままでいて欲しいものです。